西濃運輸共済会が自宅療養者への配送を始めた食料

 西濃運輸とグループ企業の福利厚生を担当する西濃運輸共済会は1日、新型コロナウイルスに感染し、自宅療養になった共済会に所属する企業の社員に対し、1週間分の食料を無料で送る取り組みを始めた。グループの配送のネットワークを活用して行う。外出できない自宅療養者の食料確保が問題となる中、全国でも先駆的な取り組みだ。

 同会は西濃運輸を含めて27社が会員となっており、対象社員は全国で約1万8300人。感染の報告が入ると、翌日にはパックご飯やレトルト食品、カップ麺、栄養補助食品、スポーツ飲料など食料に加え、除菌シートといった日用品を療養している住所へ送る。1日には、8月31日に判明した1人に送った。

 自宅療養者の食料は各地の自治体が送っているが、自宅療養者が急増したことで配送が遅れる問題も発生。療養者が1人暮らしだったり、家族も感染したりしていると外出ができず、食料の確保が課題になっている。