キャッシュレス決済の利用方法を学ぶ参加者。使いこなせればお得なキャンペーンにも参加できる=海津市平田町仏師川、市生涯学習センター

 スマートフォンを使ったキャッシュレス決済サービス「スマホ決済」は、「○○Pay(ペイ)」と呼ばれ、日常生活に欠かせないツールとして定着している。しかし、使ったことがない人にとってはハードルが高く、今さら聞けないのも本音。スマホ決済を使ったことがない記者が、岐阜県海津市が開く「スマホ教室」に参加して使い方を覚え、買い物で利用してみた。

◆最大20%ポイント還元

 コロナ禍の地域経済活性化のため各地でお得なポイント還元キャンペーンも行われているが、スマホ決済アプリを使っていない記者は、恩恵にあずかることができずにいた。11月から、担当する海津市でキャッシュレス決済サービス「PayPay(ペイペイ)」による最大20%ポイント還元キャンペーンが始まると聞き、重い腰を上げて挑戦した。

 市は10月、キャンペーンを市民に活用してもらおうとスマホ教室を開催(申し込み受け付けは終了)。基本操作とキャッシュレス決済の教室をそれぞれ6回ずつ開くが、いずれもほぼ満席の人気ぶりで60~70代の参加者が多いという。

 記者はキャッシュレス決済の教室に参加した。貸し出されたスマートフォンでペイペイのアプリを開き、利用方法を教えてもらった。基本のチャージや支払い、お得な情報の見方、家計簿代わりになりそうな残高や支払い履歴の使い方も知ることができた。講師から「自分のペースでステップアップしてみて」と助言を受けた。同じ教室に参加した同市平田町今尾の男性(74)は「機会があれば使いたいと思っていた。20%の還元は大きい」と笑顔で話し、60代女性は「使えないと今後不便になるかもと思い、今のうちに慣れておこうと参加した」と言う。

◆支払い一瞬、使いすぎに注意

 後日、スマホ決済を使うためコンビニを訪れた。現金自動預払機(ATM)として利用したことがある店内の専用端末を教わった通り操作すると、スマートフォンに現金がチャージされた。レジでは、財布を取り出さずに店員にスマホを提示しバーコードを読み取ってもらう。一瞬で支払いは終わり、レジから立ち去っていいか少し悩んだ。財布の中を見て小銭を探す動作がないだけでこんなに早いとは。支払いが早ければレジの混雑も緩和できて、金の受け渡しがなければ感染症対策にもなると納得した。

 利用している人からは「使いすぎてしまうこともある」と注意点を教えてもらった。まずは少額の支払いから始めて、来月からはポイント還元でお得感を味わうことを目標にしたい。