岐阜県と岐阜市は31日、県内21市町で計42人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。5月の感染者数は2860人となり、今年1月の1828人を超えて月ごとの合計で過去最多となった。5月の死者は31人で、今年2、1月に次いで過去3番目に多い。感染者の累計は8613人。

 この日の重症者は前日から2人減の18人で、11日ぶりに20人を下回った。30日時点の病床使用率は0・7ポイント増の57・5%。県健康福祉部の堀裕行部長は「これまでの陽性者の3分の1程度が今月だけで出ている状況。感染力が強い変異株による感染拡大が大きな要因の一つ」とした上で、「医療提供体制の負荷が非常に高い状態が続いており、重症者をしっかり減らしていくことが求められている」と話した。

 新たに確認されたクラスター(感染者集団)は2件。このうち加茂郡八百津町のデイサービス施設では、利用者4人と従業員2人の6人の感染が判明した。高山市の友人ら5人のクラスターは、14日に車で愛知県に出掛けた友人5人のうち4人の感染が分かり、別の日に一緒に食事をした人にも広がった。

 拡大したクラスターは6件。岐阜市の運動施設関連は、利用者4人が増えて23人となった。

 多治見市でバーベキューをしたグループ関連の22人のクラスターなど4件のクラスターは、新たな感染者が確認されず終息した。

  新規感染者の居住地別は、岐阜市10人、大垣市4人、加茂郡八百津町3人、多治見市、羽島市、恵那市、土岐市、可児市、山県市、不破郡垂井町が各2人、高山市、関市、各務原市、瑞穂市、飛騨市、本巣市、海津市、羽島郡岐南町、安八郡神戸町、同郡安八町、本巣郡北方町が各1人。年代別は10歳未満2人、10代7人、20代8人、30代7人、40代6人、50代2人、60代、70代が各3人、80代1人、90代3人。

【動くグラフ】新型コロナ感染者数の推移