感謝状を受け取る森下新流さん(手前)と松岡愛琉さん=可児署

 道に迷った児童を保護したとして、岐阜県警可児署は、ともに可児市今渡の蘇南中学校3年松岡愛琉さん(14)、森下新流さん(14)に署長感謝状を贈った。

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 2人は部活帰りの5月29日午後4時40分ごろ、市内を1人で歩く男児(7)の姿を見かけた。男児は焦っているのか、横断歩道がない場所で道を渡ったり、飛び出すこともあり、おかしいと感じた森下さんが「大丈夫?」と声を掛けた。

 ところが男児は2人を怖がって逃げてしまった。松岡さんが「親も近くにいないようだし、ついていこう」と見守りを提案。児童が怖がって走ったりしないよう、一定の距離を置いてついていき、通り掛かったガソリンスタンドで、店員に事情を話して110番を頼んだ。午後5時10分ごろ、警察が保護した直後、男児の母親から可児署に「子どもがいなくなった」と連絡があり、署で引き渡す「スピード解決」につながった。

 同署で感謝状を渡した後藤達網署長は「子どもが無事だったのは2人の親切な気持ちのおかげ。その心をこれからも大切にしてほしい」と話した。松岡さんは「無事に親元に帰せて安心した」、森下さんは「僕だけだったら、どうしたらいいか分からなかったと思う。2人で対応できたのが良かった」と話した。