少子化や大学入試改革で今、高校を取り巻く環境は大きく変化しています。岐阜新聞デジタルは各校の校長らトップにインタビュー。今回は岐阜第一高校(本巣市)の松本文夫校長(40)に聞きました。かつて男子校だった同校ですが、10年前から男女共学に。「進学」「スポーツ」「ものづくり」を3本柱に据え、主体性を育む「自分探究講座」を開講しています。松本校長は「自分の将来を自分で考えて、選んで、そして切り開いていける人材を育てたい」と話します。(岐阜新聞デジタル独自記事です)

岐阜第一高校=本巣市仏生寺
 岐阜第一高校 本巣市仏生寺の私立全日制高校。普通科と工業科がある。全校生徒は約540人。かつては男子校で、2016年度から男女共学校になった。学校法人松翠学園が運営。系列校に岐阜女子高校、滋賀文教短大がある。

 ―岐阜第一高校の特徴は。

 普通科と、県内の私立高校で唯一の工業科を設置している。本校の教育には大きく3つの柱がある。「進学」「スポーツ」「ものづくり」だ。普通科と工業科の2科に計6コースがあり、生徒の興味関心に合わせた学びを提供している。

 ―普通科のコースの特色は。

 普通科にはカレッジコース、一般コース、スポーツコースがある。

 カレッジコースは国公立大、難関私大合格を目指すコース。1クラス15人から20人という少人数編成で、一人ひとりの学力や進路に合わせた指導を行い、高い目標の実現を目指す。昨年度は14人卒業して、64・3%に当たる9人が名古屋大や岐阜大など国公立大学に合格した。

 ―カレッジコースの指導の特徴は。

 かつては7時限目の後に補習授業を行っていたが、本年度からSSPという希望制補習授業を導入した。SSPはスタディー・サポート・プログラムの略。平日の授業後と隔週の土曜日午前に行っている。

 まつもと・ふみお 岐阜市出身、専門は保健体育。岐阜第一高校校長代理、岐阜女子高校校長などを経て2023年度から現職。

 ―SSP導入の狙いは。

 国公立大や難関私大を目指すカレッジコースの生徒でも、勉強をしたい生徒がいれば、部活動をやりたい生徒もいる。一人ひとりのニーズに合わせたサポートをするために希望制補習授業として導入した...