ネットサービスを活用したPTA活動のペーパーレス化を伝えた出張講座=大垣市久瀬川町、西小学校

 岐阜県大垣市PTA連合会がPTA活動のペーパーレス化を広げる出張講座を始めた。21日には最初の講座が同市久瀬川町の西小学校で開かれ、同校のPTA役員や教職員約10人が、誰でも使えるネットサービスを活用したペーパーレスや運営の省力化を進める手法と考え方を学んだ。

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 少子化による会員減少のほか、資料作りなどを担う役員の負担など、PTA活動は課題を抱えている。その中、講座はIT大手のグーグルが無償提供するサービスを中心に使い、ネットでこれまでの作業や活動を代替させる方法を知ってもらうのが狙い。

 講師は江並小や江並中のPTA会長を務めた連合会広報委員長の須田山智成さん(46)で、資料や通知をデジタル化して配布したり、ネットでアンケートを取れるサービスを使って総会の議決を取ったりと、これまでのペーパーレスの取り組みを紹介。労力や経費の削減だけでなく、保護者からの反応もこれまでより高くなったことを説明した。また、ユーチューブを使った動画配信を活動に取り入れる考え方なども伝えた。

 西小PTA会長の三輪研二さん(49)は「社会が変わり、これまで通りのPTA運営が難しくなっている。ヒントだけでなく答えをもらえたと思う。できるところからやってみたい」と話し、須田山さんも「将来はPTAだけでなく、自治会などでも生かせる。自分でもできるかもしれないというきっかけの場にしてもらえれば」と話していた。