オンデマンド印刷のイメージ・マジック(東京都文京区、山川誠社長)は、服の生地(ガーメント)に直接印刷する工場としては国内最大級の「岐阜プリントセンター」を岐阜県多治見市旭ケ丘に新設した。前後の工程を自動化した機械や個別配送に最適化した物流機器で日産最大1万5千枚の生産体制を構築。コロナ禍で伸長するオリジナルグッズ需要に対応する。
氏名や役職・部署名で検索!「岐阜の経済・人事情報 ポータル」工場は敷地面積2500平方メートル。4月に稼働を始め、現在までに約50人が勤務。前処理塗布やインクを定着させる加熱までを自動化した、ブラザー監修の装置「デジタルライン」2台を国内で初導入した。ブラザー製のガーメント印刷機も国内最多の50台を入れた。
イメージ・マジック独自の物流機器として、たたみ袋詰め機、梱包(こんほう)出荷機、自動仕分け機を設置。資材入荷から出荷までを、最新の機械と独自の生産システムで効率化している。
イメージ・マジックはこれまで関東の5工場と、全国のネットワーク協力工場を通じてオンデマンド印刷サービスを展開してきた。多治見では今後従業員80人による生産体制を目指し、全社で年間200万枚行っている加工の半分を担う計画。山川社長は「岐阜は親の出身地でもあり、アパレル産業が集積し印刷機を持っている業者も多い。他社との協力関係も築いていきたい」と話す。
30日にはブラザー販売(名古屋市、三島勉社長)と共催で記者向けの見学会を行った。三島社長によると、オンデマンド印刷は、個人のクリエイターによるオリジナルグッズの人気やオンライン取引の伸長で活性化しており、ブラザーのガーメント印刷機の消耗品出荷額は2018年に比べ20年は倍増。さらなる市場拡大が期待できるという。









