2019年に岐阜市の市立中学校3年の男子生徒=当時(14)=がいじめを苦に自殺した7月3日を前に、長森南中学校(同市切通)は2日、いじめを生む原因の一つで、生徒の間で形成される序列「スクールカースト」について考える全校集会を開いた。生徒約400人はスクールカーストの問題点を話し合い、いじめをなくす決意を新たにした。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」1年半、いじめ対策監を務める教員、浦﨑伸太郎さん(40)が年5回実施しているアンケートの中で、校内でスクールカーストに近い関係性があることを感じ、生徒に問題を意識してもらうために発案した。
生徒はスクールカーストを取り上げたテレビ番組を視聴。番組内では、中学校に上がったことをきっかけにクラスの中で1~3軍と呼ばれるグループが自然にできてしまい、「2軍が多数派でいるために下の人をつくる」「コミュニケーション力の違いが序列を生む」などと紹介されていた。
3年生のクラスでは、約30人が6グループに分かれ、序列ができる原因や対策を議論した。「自分が孤立しないように上の人に話を合わせてしまった」「普段はあまりしゃべらない人の意見にもきちんと反応する」などの発表があった。生徒有志約30人でつくる、同校独自の「いじめZERO(ゼロ)チーム」が議論中に助言したり、良い発言を調査したりした。










