今月、競輪プロデビューを果たした朝日大自転車競技部OBの志田龍星選手(23)=岐阜選手会=が10日、大垣競輪場(岐阜県大垣市)で地元デビューする。初の大会でいきなりレース3連勝、完全優勝した岐阜・競輪界期待の星が2戦目の凱旋(がいせん)レースでも3連勝、連続優勝を狙う。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」思い通りのデビュー戦だった。1~3日に岸和田競輪場(大阪府岸和田市)であった大会。予選、準決勝、決勝を得意の先行逃げ切りで3連勝し、優勝を飾った。見据える「デビュー1年目で競輪最上位クラス入り」に向け満点の滑り出しだった。
富山市出身の志田選手は、野球のスポーツ推薦で強豪岐阜第一高校に入学。親元を離れ、下宿生活を送りながら野球に打ち込んだ。
だが、「これ以上、野球をしてもうまくなれない。野球で食べていくのは難しい」と見切りを付け、2年の夏から関心のあった自転車競技部に時々顔をのぞかせ、3年の春に本格入部。天性の運動センスでインターハイにも出場した。勧誘を受け進学した朝日大自転車競技部では、大学対抗選手権でチームスプリント2位入賞を経験した。
静岡県伊豆市の山中にあるという選手養成所の生活は、競輪漬けの毎日だった。決められた起床、就寝の時間、筋トレ、なじみのない薄味の食事など、精神的にも体力的にも追い詰められたという。119期生の同期約70人のうち成績で2位に入り、自信を深めた。養成所卒業後、好きな焼き肉を目いっぱい食べ、必勝を期した。
「レーススタートと同時に飛び出すつもり。得意の先行逃げ切りで連勝を狙う」と志田選手。大学卒業時から体重は5キロ超増えた。心も体も一回り大きくなった23歳が、競輪を初めて志した岐阜に凱旋する。










