第103回全国高校野球選手権岐阜大会は10日開幕した。春季県大会王者の中京は初戦で多治見工に8-9で敗れ、初戦で姿を消す展開となった。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」多治見工がサヨナラ勝ちで3回戦へ駒を進めた。多治見工は5点を追う八回、樋口の満塁本塁打で1点差に迫ると、九回には可児の適時打で同点。無死満塁から相手の暴投でサヨナラ勝ちした。
中京は投手陣が要所で粘れなかった。
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あまりに早過ぎる敗戦となった。春季県大会王者で、夏の甲子園出場7度を誇る中京が多治見工に敗れ、1995年以来の初戦敗退となった。橋本哲也監督は「攻撃は理想の点の取り方ができたが、投手陣がタフに投げ切れなかった」と敗戦理由を挙げるが、「それでも選手は頑張ってくれた」と最後の最後まで勝利を信じて戦った選手をたたえた。
この日の先発は、チームの大黒柱小田康一郎。直球の走りは悪くなかったが、制球が安定せず4四球とリズムに乗れない。3回2/3を投げて3失点と本来の投球ではなかった。「守備でも打撃でもとにかく食らいついてくる」と小田が指摘する通り、多治見工の勝利への執念が上回った。
一時は5点差をつけたが、満塁本塁打を浴び1点差。九回に同点とされた後、すぐにサヨナラの走者がホームにかえった。最後にマウンドに上がっていたのはやはり小田だった。一度マウンドを降りたが九回無死満塁のピンチ。「これを乗り切れるのは小田しかいない」と橋本監督がエースに託したが、厳しいコースに投げようとするあまり、ボールがワンバウンド。暴投で走者の生還を許し、幕切れとなった。小田は「このメンバーで甲子園に行きたかった」と目に涙を浮かべたが「最高の仲間と楽しくプレーできた」と前を向く。甲子園の夢は後輩に託された。










