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暮らしに合った方法で上手に節約!
毎日の光熱費削減術!【ガス・水道編】

近年のウクライナ情勢や原油価格などの物価高騰で、光熱費の明細を見て負担増加を実感している方も多いのではないでしょうか。

前回は、その中でも電気料金にスポットを当てて、節約方法を紹介しましたが、毎日の炊事や洗濯、入浴など暮らしに不可欠なガス代・水道代も、暮らしの大きな負担になるポイントです。

そこで今回は、今日からできるガス代と水道代の節約方法をご紹介します。
 

ガス代の節約術

 電力と同様に、エネルギー価格の高騰によって上昇を続けているガス料金。月々の料金は電気料金に比べると安価ですが、実は値上がり率は電気料金よりも高くなっています。ガスは使用量が把握しづらく、節約方法が分からないという方も多いかもしれません。家庭の中で最もガスを使うのは「入浴」、その次が「炊事」です。そのポイントを押さえて、効果的な節約方法を考えましょう。

 家庭で使用するガスには、都市ガスとプロパンガスがあります。一般的に、プロパンガスはボンベの配送・交換費用が必要なため、ガス代が高めに設定されています。これからマイホームを建てようと考えるなら、都市ガスを選択するのがおすすめです。2017年には、電気と同じく都市ガスも自由化が始まっていますので、ガス会社や料金プランをしっかりと検討してください。

世帯別のガス代平均

1人世帯 2人世帯 3人世帯 4人世帯 5人世帯
3,021円 4,354円 4,960円 5,202円 4,836円

※出典:電気・ガス・水道料金の平均目安家計調査/家計収支編 単身世帯・2人以上世帯(2020年度)
 

【炊事の節約術】

調理方法を工夫する
 中火での調理を心がけ、一度沸騰させた後はフタをして予熱で火を通したり、圧力鍋を活用したりするがおすすめです。野菜の下茹では、電子レンジで行うと少ないエネルギーで加熱できます。

こまめにコンロを掃除する
 ガスコンロの焦げや油汚れなどでガスの噴出口が詰まると火力が弱くなり、調理に時間がかかってガス代がかさみます。

食器洗い乾燥機を使う
 こまめな手洗いよりも食器洗い乾燥機でのまとめ洗いの方が、トータルの費用を節約できます。

【入浴の節約術】

沸かし直し・追い焚きを防ぐ
 家族が間隔を開けずに入るようにする、出る時には必ず湯船にフタをするなど、湯船に入れたお湯の沸かし直しと追い焚きを減らす工夫をしましょう。お湯が冷めた時は、蛇口から熱いお湯を足す方が効率がよくなります。

シャワーの使用量を見直す
 シャワーには多くのお湯を使うため、出しっぱなしにせずこまめに止めるようにすることが大切。ガス代はもちろん、節水にもつながります。
 

水道代の節約術

 近年、少子高齢化で人口が減って自治体の収入が減少し、水道料金も値上げ傾向にあります。一般的に水道料金は、水道管の太さによって定められる基本料金と、使用した水量で決まる従量料金から成り立っています。水道は、電気やガスと違って会社を変えることはできないので、料金を下げたい場合は日々の生活で少しずつ節水して、従量料金を節約することが重要となります。

 家庭における水の使用量を見ると、お風呂が全体の4割を占め、その後、トイレ、炊事、洗濯が続きます。それぞれのシーンでの節水方法を家族で検討してみてください。

世帯別の上下水道代平均

1人世帯 2人世帯 3人世帯 4人世帯 5人世帯
2,172円 4,255円 5,528円 6,298円 6,737円

※出典:電気・ガス・水道料金の平均目安家計調査/家計収支編 単身世帯・2人以上世帯(2020年度)
 

目的別家庭用水使用量の割合

※出典:東京都水道局「平成27年度一般家庭水使用目的別実態調査」をもとに国土交通省水資源部作成

【洗濯の節約術】

 すすぎが1回で済む洗剤を選んだり、汚れがひどいものはお風呂の残り湯で予洗いしてから洗濯機に入れたりするなど、工夫します。家族の人数が少ない場合は、2日に1回のまとめ洗いをしましょう。

【トイレの節約術】

 新築やリフォームの場合は節水トイレをセレクトし、既存のタンク式トイレには、排水弁に付けられる節水リングなどを活用。また、水を流す時には大・小レバーを正しく選ぶことを意識してください。

【炊事の節約術】

 使った食器は、汚れを新聞紙などで拭き取っておくと、少ない水量で洗うことができます。泡切れのよい洗剤を使用したり、蛇口に流水量を減らす節水アダプターを付けたりするのも1つの方法です。

【入浴の節約術】

 節水機能や手元止水機能が付いているシャワーヘッドを取り入れ、入浴中の出しっぱなしを控えます。残り湯は、洗濯の“洗い”に使用するなど、二次利用することを心がけましょう。
 


 

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T&Dフォトコンテスト2023
7月開催予定

T&D保険グループと東京カメラ部のタイアップ企画として、2022年7月5日 から 2022年10月25日まで開催した「Try & Discover フォトコンテスト2022」。

5回目の開催となった今回は80,743点もの素晴らしい作品を全国のみなさまからご応募いただきました。

その中で、岐阜県からは土岐市在住の松原さんが入賞しました。

「澄み切った柏島の夏。」

氏名/松原 大樹(まつばら ひろき)さん
年齢/28歳
住所/岐阜県土岐市在住

この度は多くの作品の中から選んで頂き光栄に思います。
初めての四国旅で訪れた柏島の海はとても美しく、柏島の素晴らしさを表現した作品です。

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