岐阜新聞映画部の「第74回シネックス映画塾」が17日、岐阜市日ノ出町の岐阜シネックスであり、男性同士の切実な恋愛を描いた映画「エゴイスト」の上映とトークショーが行われた。松永大司監督が「セクシュアリティーという枠を超えて物語に入り込んでほしい」と語った。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」2020年に死去したエッセイスト髙山真さんの自伝的小説が原作。鈴木亮平さん演じるファッション誌編集者・浩輔と、宮沢氷魚さん演じるパーソナルトレーナー・龍太の親密な恋愛と、母という存在を交えたエゴともいえる「愛のあり方」を描いた。
作家性と商業性の両立を目指したという松永監督は、ビジュアル面などは自ら徹底的に突き詰めた一方、キャスティングでは多くの人に見てもらうための工夫をしたと明かす。濃厚な性描写のシーンについては「自分のものにするという支配欲、エゴを描くために必然だった」と語る。
「自分には関係ない」と距離を取らずに身近な話と感じてほしいと、手持ちカメラを用いるなどドキュメンタリーの手法を取り入れた。LGBTQ+の役柄はその当事者が演じるべきだという議論もある中で、今秋には北米での公開が決まっており、松永監督は「議論に一石を投じられたら」と期待を込めた。
岐阜新聞映画部は、岐阜新聞社と岐阜シネックスの共同企画。大和証券協賛、キネマ旬報社、CCN協力。







