秋季岐阜県高校野球大会地区大会は１２日、岐阜ファミリーパークなど５会場で、岐阜、中濃・飛騨、東濃各地区の計１０試合を行った。岐阜地区２回戦では県岐阜商が不破・羽島・山県連合に１６―０の５回コールドで圧勝し、準々決勝に駒を進めた。中濃・飛騨では関商工と東濃実がシード権を獲得した。
県岐阜商は二回２死二塁から大東要介の中前適時打で先制すると、打者１５人の猛攻で１０点を上げて突き放し、その後も加点。先発の池田諒真はじめ３投手の継投で完封した。１回戦では岐阜東が各務原西に９―３、加納が岐阜工に１０―５、羽島北が岐阜高専に２―１で競り勝ち、それぞれ２回戦に進んだ。
中濃・飛騨地区準々決勝は関商工が高山西に１３―６の８回、東濃実は関有知に１２―３の７回でそれぞれコールド勝ちした。２回戦では斐太が武義に６―４、関が八百津・東濃・郡上北・飛騨神岡４校連合に７回コールドの７―０で圧勝し、ベスト８入りした。
東濃地区は準々決勝２試合を行い、中津が多治見に４―３で競り勝ち、中津商は最終回に一挙５点を挙げて７―６の逆転サヨナラで中津川工を下し、ベスト４入りした。
１３日は中濃・飛騨地区で準々決勝２試合、東濃地区で準決勝２試合を行い、それぞれシード校が決定。岐阜地区は２回戦４試合で、計８試合を行う。
【岐阜地区】
▽１回戦
各務原西１００００１１０１＝4
岐阜東 ００１０１０５２×＝９
（各）片岡、今尾―寺野
（岐）湯上、今井、鈴木、今井―小森
▽三塁打 藤川（岐）▽二塁打 早川（各）近藤（岐）
岐阜高専１００００００００＝１
羽島北 ０００００２００×＝２
（岐）松原―鈴木
（羽）佐藤―大江
▽二塁打 池田、橋本（岐）大江（羽）
加納 １２１４２００００＝１０
岐阜工 ００２０２１０００＝５
（加）松岡、服部―桐山
（岐）玉置、山田凱、早川慈、山田凱―林
▽三塁打 安藤（加）▽二塁打 永井、桐山、加藤颯（加）
▽２回戦
不破・羽島・山県０００００＝０
県岐阜商 ０10２４×＝１６
（５回コールド）
（不）伊藤、山田、杉山―松久
（県）池田、井尾、近藤―大東
▽二塁打 加納（県）
【中濃・飛騨地区】
▽２回戦
武義 ００１０００２１０＝４
斐太 １０１１００１２×＝６
（武）堀、足立、矢嶋、高瀬―長屋、堀
（斐）松井、中嶋、若林―白尾、横山
▽二塁打 渡辺慶（武）松井、横山、森本孝（斐）
八百津・東濃・郡上北・飛騨神岡 ０００００００＝０
関 ００１０４０2x＝７
（７回コールド）
（八）大西、脇田―古田
（関）川原、足立―上野
▽三塁打 長島、川原、古田、森陽（関）▽二塁打 上野（関）
▽準々決勝
関商工 ３４０４１００１＝１３
高山西 ００２１３０００＝６
（８回コールド）
（関）兜森―尾方
（高）黒田、萩原、高橋、山村―桂川
▽三塁打 西村（関）森本（高）▽二塁打 西村（関）堀山（高）
関有知 ００３００００＝３
東濃実 ３０１０３５×＝１２（７回コールド）
（関）安藤、奥田、安藤―渡辺
（東）勝野、田原、生駒―小木曽
▽三塁打 小木曽（東）▽二塁打 安藤（関）板津真、高橋（東）
【東濃地区】
▽準々決勝
中津 ００１０００３００＝４
多治見 ０００１１００１０＝３
（中）西尾涼、鈴村、水野―渡辺
（多）都築―奥
▽本塁打 伊藤（中）▽二塁打 伊藤（中）
中津川工１０００００４０１＝６
中津商 ００００１１００5x＝７
（川）荒田、原来、三尾―近藤
（商）石田、小川、上田、成瀬―小嶋
▽三塁打 稲熊（川）▽二塁打 近藤、原２（川）小幡、安江、松井（商）
