試験トンネルを検査するトンネル検査ロボット=愛知県小牧市、JR東海小牧研究施設
試験トンネルで公開されたトンネル検査ロボット=愛知県小牧市、JR東海小牧研究施設
試験トンネルを調べるトンネル検査ロボット=愛知県小牧市、JR東海小牧研究施設

 JR東海は26日、愛知県小牧市の小牧研究施設で、トンネルの壁面を自動で検査するロボットのプロトタイプを初めて公開した。リニア中央新幹線のトンネル検査での導入を目指す。

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 東海道新幹線や在来線のトンネルでは、コンクリートの目視検査に加え、検査員がハンマーで壁面をたたき、音で内部の状態を判断する打音検査を行っている。しかし、経験と技量に頼る面が大きい上、高所作業の負担なども課題となっている。

 

 検査ロボットは大型トラックの荷台に載せており、アームを伸ばして振動で壁面の状態を確認する。重さは約15トンで、アームは約3メートル。JR東海によると、現在は5人1組で10~15分ほどかかる検査が、ロボットだと10分ほどにまで省力化できる。さらに、結果のデータ入力が自動となるため、作業時間の大幅な短縮につながるという。

 リニア中央新幹線の品川―名古屋間の山岳トンネル区間は計180キロほどもあり、検査の効率化と安全性の確保が求められている。担当者は「今後さらに試験を重ね、精度を高めていきたい」としている。