県青少年美術展のバーチャル展示の画面

 岐阜市宇佐の県美術館で開かれていた県青少年美術展は、11日で実際の展示を終えたが、今回は初めてバーチャル展示が行われている。自宅にいながらパソコンやスマホ、タブレット端末で、園児や児童生徒の作品をまるで展示会場に入り込んだかのように鑑賞できる。公開は来年3月末まで。

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 県青少年美術展は昨年は新型コロナウイルス感染拡大で中止となり、今年は2年ぶりの開催。少年部、青年部の最優秀賞と優秀賞、入選の計約千点が展示された。例年は出品者の保護者らが多く鑑賞に訪れるが、コロナを考慮して来館を取りやめる人や遠隔地の人にも鑑賞してもらいたいと、バーチャル展示を企画した。

 県ホームページから「青少年美術展」と検索し、少年部、青年部を選択してクリックすると、県美術館での展示風景が映し出される。方向転換も自在で、作品に近づいたり離れたりもでき、館内を実際に歩いて鑑賞しているかのよう。

 デジタルトランスフォーメーション(DX)を進める県の取り組みの一環で、担当者は「新しい展覧会のかたちを提示できた。会期中に来館できなかった人にぜひ見てほしい」と話す。利用者からは「便利だ」と好評で、来年度以降も実施を検討するという。