揖斐川町春日地区で採れた薬草を使用した「ぎふコーラ」を手にするメンバーら=揖斐川町上南方、キッチンマルコ

 岐阜県揖斐川町の男女ら3人が手掛けるクラフトコーラ「ぎふコーラ」が今月中に一般発売される。無添加で仕上げたコーラには薬草文化が伝わる同町春日地区で採れた薬草が原料に使われ、残らない甘さと爽やかな香りが味わえる。

 ぎふコーラは、女性に人気のヨモギや効能が豊富なドクダミといった薬草数種類にシナモンやコーラナッツといったスパイス、かんきつ類、砂糖を加えて煮詰めたもので、炭酸水で割って飲む。牛乳やウイスキーでも楽しめるほか、調味料にも使えるという。

 コーラ作りは、同町地域おこし協力隊の泉野かおりさんと同町上南方の薬草料理店「キッチンマルコ」店長の四井智教さん、岐阜市で飲食店を営む片山治さんが担当。県出身で同じ1991年生まれの3人は、国内外での生活経験から地元の魅力を発信したいと思い、岐阜ならではの土産物を作ろうと企画した。

 東京でクラフトコーラを製造する「ともコーラ」の協力を得て、半年ほど試作を重ねて昨年完成。催しでの販売や製造費用の調達を兼ねてコーラを返礼品にしてクラウドファンディングを実施するなど、知名度の浸透を図ってきた。

 商品は200ミリリットル入りと720ミリリットル入りの2種類。公式ホームページによるインターネット販売を予定するほか、片山さんや四井さんの店にも並ぶ。泉野さんは「男女や年齢を問わず、春日の薬草に触れるきっかけになれば」と話した。公式ホームページはhttps://gifucola.com/