足立聖弥

 水球男子日本代表の足立聖弥(26)=Kingfisher74、各務原中央中出=が奮闘している。日本は4連敗で1次リーグ敗退が決まっているものの、足立はここまで2試合で各3得点の活躍。チーム内2位の計7得点と気を吐いている。2日は、南アフリカとの1次リーグ最終戦。足立は「何としても1勝したい」と意気込む。

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 活躍の原点は、2016年リオデジャネイロ五輪での経験。足立は当時最年少で日本代表に選出されるなど期待されたが、終わってみれば5試合で1得点と大不振。「びびってしまい慎重になりすぎた」と、会場の雰囲気に圧倒されて消極的なプレーが目立ち、後悔だけが残った。

 リオ後は、すぐに東京五輪に照準を合わせた。18年以降に2度、ルーマニアのプロリーグに参戦。トップレベルの環境に身を置いて経験を積み、決定力を高めた。成果は、特に1次リーグの米国戦とギリシャ戦で発揮。それぞれ3点を挙げるなど「自信を持ってプレーできている」と手応えを感じている。

 ただ、32年ぶりの出場だったリオ五輪と同様、チームはいまだ勝利していない。南ア戦に勝利すれば、水球男子は五輪37年ぶりの歴史的な勝ち星となる。足立は「勝てば水球をもっと多くの人に知ってもらえる。(南ア戦でも)点を取りたい」と、今後の日本水球界の飛躍につながる勝利を誓う。