岐阜県大垣市郭町で壁面にモザイクアートの人物画が描かれたビルが、話題になっている。安八郡輪之内町の産業廃棄物処理業「昭和技研」が、市の偉人を知ってもらおうと自社所有する「昭和ビル」に制作した。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」ビルの北側に大垣藩士の小原鉄心(1817~72年)、東側に医者で植物学者の飯沼慾斎(よくさい)(1783~1865年)を描いた。鉄心は幕末に大垣藩の財政や軍制改革を進め、藩主らを説得して幕府側から新政府側の味方に付くように藩論をまとめた。慾斎は大垣で医者の叔父の下で医学を学んだ。薬用とする植物などを研究する本草学や江戸で西洋医学を修め、引退後には植物の研究に没頭し、日本初の植物図鑑「草木図説」を著した。
近くの水門川一帯が「四季の広場」として整備された1986年に同社はビルを建設し、南壁に時計台を設置。昨年1月に完成した大垣市役所の新庁舎から南に望むビルへの見晴らしがよくなったことや壁面が傷んでいたことから、同社がアートの制作を構想。アーティスト清水温度さんに依頼し、昨年末に完成した。
同社の田中禎一社長(47)は「地域を愛してもらえるような場所になれば」と話している。










