日本昭和音楽村(岐阜県大垣市上石津町下山)は、施設内の「水嶺湖ホール」で上演する催しを、インターネットでライブ配信するサービスを本格化させている。ホールを借りて開く音楽会などの様子を、音楽村の公式ユーチューブチャンネルで配信する。同様のサービスは全国でも珍しいという。コロナ禍で人が集まれない中、ライブ配信という新しい形で利便性や満足度の向上につなげる。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」約250人を収容できるホールだが感染症対策のため現在、利用を70~100席に制限している。ホールを借りる利用者は入場制限や分散開催などを余儀なくされている。
市と市教育委員会は昨年8月、大垣ケーブルテレビ(同市中野町)と連携協定を結び、音楽村の通信回線環境を強化。また、ホールの監視カメラを館内LANに接続できる新型に更新し、ノートパソコン1台で配信とカメラ操作ができる体制を整えた。
これまで試験的に自主事業の配信を重ねていたが、7月から本格的にホールを借りる人たちへのサービス提供に踏み切った。ネット配信は無料のオプション。ホール内はWi-Fi設備もあり、利用者が機材を持ち込んで配信もできる。
配信の見直しができる機能もあるため出演者らによる評判も高く、口コミでの問い合わせも増えているという。担当者は「コロナ禍でどうしても来場できない人が多い中、ライブ配信を通して時間を共有できることに意味がある」と力を込める。
市と市教委は、同様の取り組みを墨俣さくら会館文化ホール(同市墨俣町上宿)にも広げる考えだ。同テレビとの連携協定締結式がこのほど市役所であり、音楽村に続き、同会館の通信回線の増強などを進めることを確認した。9月20日に文化ホールで開かれるコンサート「世界をつなぐ音楽の旅」で、最初のライブ配信が行われる予定になっている。










