容器に入った甲虫を見て喜ぶ園児たち=美濃加茂市太田本町、太田第一保育園

 岐阜県美濃加茂市太田本町の太田第一保育園に、カブトムシやクワガタなど約100匹の生きた甲虫が贈り物として届いた。箱に印刷された虎の顔にマスクが貼られた細工から、匿名の人物が施設に物品を寄贈する「タイガーマスク運動」を意識しているとみられ、ストレスの多いコロナ禍で園児を喜ばせた。

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 保育士が出勤時、園の正面玄関横に段ボール3箱が置かれているのを見つけた。「8/10 子供達(たち)へ カブトムシが入っています。大事に育ててね!」との手書きの文字を添え、1匹ずつ透明な容器に小分けし、一部の容器には種類を明記していたという。

 市によると、届いた日は夏期保育中で、全68人のうち一部の園児しかいなかった。箱を見つけた園児らが容器を手に取り「クワガタだ」「カブトだ」と目を輝かせて持ち帰ったという。

 大野多香子園長は、園児だけでなく、園児の父親に大きな反響があったといい「『子どもと虫捕りに行っても捕れなかった』と大変喜んでいる。園でも大切に飼育したい」と感謝した。