茶巾絞りで次々と作られる栗きんとん=21日午前11時5分、中津川市本町、川上屋本店

 岐阜県を代表する秋の銘菓「栗きんとん」の製造が21日、中津川市本町の老舗和菓子店「川上屋本店」で始まり、ほんのりと甘い香りが街中に漂い始めた。

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 今年の栗は生育が良い豊作の年で、昨年よりも3日早い製造スタートとなった。初日は熊本県産の栗2トンが入荷。蒸した栗から中身をすくい出して裏ごしした後、砂糖のみを加えて炊き上げ、従業員らが茶巾絞りで形を整えた。この日は約5千個を作るという。

 製造は年末いっぱい。ピークは9月中旬から10月下旬を見込み、注文量に合わせて製造量を増やす。今年は新型コロナウイルスの感染防止対策として発送による販売に力を入れる。6月に5代目社長に就任した原潤一郎さん(44)は「今年の栗は特に色がきれいで、風味がとても良い」と話していた。