秋季県高校野球大会(岐阜新聞社 岐阜放送後援)の組み合わせ抽選会が24日、オンラインで行われた。対戦相手が決まり、来春の選抜大会へつながる戦いが始まる。

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 大会は28日に開幕し、日程を順調に消化すれば10月2日に大野レインボーで決勝と3位決定戦を行う。恵那南、山県、郡上北、東濃の4校連合チームを含め68校65チームが出場する。トーナメントで競い、各地区大会で決まった15校と、全国高校野球選手権大会に県代表として出場した県岐阜商がシード校となる。

 上位3校は来春の選抜大会の選考対象となる東海大会(10月23~31日・岡崎市民ほか)の出場権を獲得する。上位4校は来年の春季地区大会を免除し、県大会の出場権が与えられる。また、来年3月24日から行われる高校野球フェアに出場する。

 県大会は延長十三回以降、無死一、二塁から攻撃を始めるタイブレークを導入する。新型コロナウイルスの感染拡大状況を考慮し、大会は完全無観客として実施する。OBや保護者ら学校関係者の入場も認めず、大会運営関係者、ベンチ人員のみに入場者を絞る。

◆県岐阜商、投打盤石 岐阜第一、大垣日大も軸

 秋3連覇を目指す県岐阜商、前チームからのレギュラーが多く残る岐阜第一、投打で安定感がある大垣日大が軸となった優勝争いが展開されそう。好打者が残る中京、投打の柱がいる大垣商、中濃・飛騨地区を制した美濃加茂なども力があり、激戦が予想される。ブロックごとに展望する。

 Aは岐阜第一が頭一つ抜けている。弘川泰暉や高橋翼、福井一颯、小沢侑二郎ら前チームからの主力が複数人残っており、投打ともに安定している。大砲は不在だが、バントやエンドランなどを確実に決められる技術の高い選手が多い。対抗は大垣商と試合巧者の東濃実。大垣商は右の本格派臼井崇真が投打の軸で、活躍が勝敗を左右しそう。

 Bは中京が優位か。根津康生や古屋睦仁、黒田颯汰ら前チームから試合に出場している選手を軸に高い得点力を誇る。捕手の根津は肩も強く、リード面でも安定している。前チームから投げている堀徹太がいる関商工も面白い存在。地区大会でシード権を獲得した大垣南、岐阜北の戦いぶりにも注目だ。

 Cでは大垣日大が投打ともに充実している。エース左腕五島幹士は全国高校野球選手権岐阜大会で成長し、低めにボールを集められる制球力を身につけた。五島、西脇昂暉、三松将也のクリーンアップも強力。岐阜地区2位の岐阜農林、勝負強い打撃が持ち味で前チームから遊撃手としてレギュラーの大林永愛が打線を引っ張る市岐阜商などが打ち崩せるか。

 Dは同選手権大会の県代表で、秋3連覇を狙う県岐阜商が中心。夏の甲子園でも投げた小西彩翔、力強い直球が持ち味の井上悠ら投手陣は層が厚い。打撃ではパンチ力のある後藤耀介や矢野航大ら投打ともに戦力は充実している。対抗は中濃・飛騨地区を1位で勝ち上がった美濃加茂。主将の神代雄基が4番としてチームをけん引。積極的な打撃が武器の伴瑛志郎とともにチームを勢いづかせる打撃ができるかが鍵となりそう。