岐阜県揖斐郡池田町の岡崎和夫町長(76)=6期目=が女性町職員らにセクハラをしていたとされる問題で、町の第三者調査委員会(委員長・幅隆彦弁護士)は24日、15人に対し、太ももや胸、下半身を触ったりキスをしようとしたりしたセクハラ行為があったと認定する報告書を町に提出した。岡崎町長は同日、辞職する意向を明らかにした。25日に辞職願を重綱秀次議長宛てに提出する。
かんたん検索! 岐阜県・東海のイベント お出かけ情報総合サイト「ぎふっと!」岡崎町長は24日夕の報道陣の取材に対し、「町民や支援者に大変申し訳ない」と陳謝。セクハラ行為については改めて否定した上で「受けた職員が(セクハラと)思ったのですから、そのように思いを受け止めなければならない」と辞職理由を語った。辞職に伴う町長選には立候補しない考えも示した。25日に改めて役場で会見する。
第三者委が24日公表した報告書では、20年前から職員や元職員の女性15人に対し、町長室に呼び出して職員の太ももや下半身を触ったり、キスしようとしたり尻を触ったなどの行為があったと認定。特に深刻な被害では、2014年に女性1人を町長室に呼び出し、服の上から二の腕や太ももを両手でもむように触ったり、下腹部を触ったりした行為があった。
原因については「町長が人事権を掌握して強い影響力を持ち、被害の潜在化、長期化を招いた」と指摘。岡崎町長については「辞職相当」とする意見を付した。
問題を巡っては、町職員と元町職員の女性2人が23年7月、岡崎町長から手や尻を触られるなどのセクハラ行為を受けたと告発した。町は第三者委の設置を決め、県弁護士会から推薦を受けた弁護士3人と委託契約を締結。第三者委が13年から昨年10月までに町に勤務した全職員(843人)にアンケートを実施し、475人から回答を得た。個別のヒアリングも行った。
岡崎氏は1966年に町役場に入り、助役などを経て、2003年の町長選で初当選。23年1月の町長選で県内の現職首長の最多選に並ぶ6選を果たした。
公選法の規定では、議長が町選挙管理委員会に辞職を通知した日から50日以内に町長選が行われる。岡崎町長の任期満了日は27年2月9日だった。次期町長選を巡っては、新人が出馬を模索する動きがある。










