俳聖松尾芭蕉の遺徳をしのび、全国から募った俳句を表彰する「芭蕉蛤塚忌(こうちょうき)全国俳句大会」が、大垣市馬場町の市総合福祉会館一帯で開かれた。

 「清流の国ぎふ」文化祭2024の一環。同市は芭蕉が「奥の細道」の旅を終えた地で、芭蕉の命日(旧暦10月12日)にちなんで毎年開催している。

 文化祭市実行委員会委員長の石田仁市長は、奥の細道の結びの句「蛤(はまぐり)のふたみに別行(わかれゆく)秋ぞ」の真筆を市所蔵としたことに触れ、「蛤塚忌に献花する句碑に記されたもので、芭蕉と大垣の縁を感じる。俳句文化に親しみ、大垣を全国を発信する契機としたい」とあいさつ。来賓らが献句をしたためたハマグリ形の色紙を水門川に流し、句碑の前で献花した。

 大会では、事前投句の5部門に1万7774人が計3万3351句を寄せ、最高位の文部科学大臣賞には矢橋郁子さん=大垣市=の「群れといふ大きな力鳥帰る」が選ばれた。当日も投句を募ったほか、俳人で俳句会「蒼海」主宰の堀本裕樹さんが記念講演した。

(亀山大樹)

 主な入賞者は次の皆さん(県関係分)。...