佐伯株式会社
5/29(木)より、愛知県のクリーニング専門店「クリーニングのいずもや」で、不要な羽毛布団の回収、お直し受付を開始




創業120年以上の歴史を持ち、寝具・寝装品の企画開発、販売の事業を行う佐伯株式会社(愛知県名古屋市西区、代表;佐伯勉、以下「寝具の佐伯」)は、新規事業として、地域のクリーニング店とタッグを組み、羽毛布団の資源化を推進する「羽毛お直し本舗」を立ち上げ、天然資源である羽毛を循環利用するサステナブル事業に参入することをお知らせします。
HP:https://www.umou-onaoshi.com/

【新たにサステナブル事業に参入する背景】
粗大ごみのトップは「ふとん」
東京23区内のごみ処理を行う23区清掃一部事務組合によると、23区で回収した粗大ごみの第1位は布団で、2023年度は90万個。4年連続でトップであることが判明しています。2024年の23区の人口が985万人だったことから、10人に対して約1個の寝具が粗大ごみとして廃棄されていると考えられます。寝具の佐伯ではこの点に着目し、自社が取り扱う寝具の代表格である羽毛布団が、大量に廃棄されていることを知り、持続可能な視点で新たな取り組みを検討、そしてこの度、羽毛布団の資源化を推進する「羽毛お直し本舗」羽毛布団の回収とお直しサービスを立ち上げることとなりました。




【地域のクリーニング店とタッグを組む理由】
この度、新規事業を推進するにあたり、愛知県の西部、津島市を中心に13店舗のクリーニング店を展開する有限会社いずもや(愛知県津島市、代表者;河村功三、以下クリーニングのいずもや)とタッグを組み、地域に眠る羽毛布団の回収及び、お直しをスタートします。寝具の佐伯が本事業の構想をクリーニングのいずもやに持ちかけたところ、「地域に眠る天然資源の循環を推進する」という思いに賛同いただき、実施に至りました。

「羽毛お直し本舗」サービス紹介
【羽毛布団を500円のサービス券と交換】
クリーニングのいずもや店頭で不要な羽毛布団を無料で回収。さらに、クリーニングのいずもや各店で使用できる500円分のサービス券と交換します。回収された羽毛布団は解体された後、洗浄され、業務用の羽毛布団や、アパレル用の中綿としてリサイクルされ、羽毛という限りある天然資源を循環利用します。

【羽毛布団を打ち直し、「羽毛お直し」】
羽毛布団を羽毛お直し(再生)するサービスもスタート。古くなった羽毛布団を、新しい生地に詰め替え、新品同様に生まれ変わる。寝具のプロフェッショナルが手作業で羽毛布団を分解し、中の羽毛を取り出し、1枚分ずつ個別に水で洗浄します。専用ドライヤーで乾かし、新しい生地に詰め替えることで、破れてしまって使えなくなった羽毛布団でも新品のように生まれ変わります。特に、平成に生産された羽毛布団は、世界的に上質な羽毛を使った布団が多く、同様なものを新たに購入する場合、高価になることが想定されるので、手頃な価格で新品同様になることで、消費者にとってもメリットがあります。

羽毛お直し本舗は、家に眠る資源、捨てられる資源を循環させることで、貴重な天然資源を有効利用し、皆さまの生活をよりよいものにしてまいります。



布団を解体し、羽毛を取り出す



洗浄した羽毛を吹き込む


縫製をかける


最後に検品を行う

【佐伯株式会社 概要】
佐伯株式会社は明治30年から大正、昭和、平成、令和と中部地方を地盤に、名古屋で卸売を続けてきました。創業時から受け継いだ実直な使命感の連鎖が、「寝具へのこだわり」を今日まで体現し続けています。現在でも、時代の変化に合わせた商品やサービスを試行錯誤し、オンラインショップや実店舗に販売したり、挑戦を続けています。
この度、羽毛布団のケアと循環型ビジネスを同時に取り組む新しい試みとして、「羽毛お直し本舗」をスタートします。ご賛同いただけるクリーニング事業者様と広く展開し、限りある天然の環境資源と向き合ってまいります。

会社名:佐伯株式会社
所在地:〒451-0075 愛知県名古屋市西区康生通2-21
代表者 代表取締役社長 佐伯勉
TEL 052-522-8181(代表)
FAX 052-522-8190
事業内容:寝装寝具卸売業および、関連サービスの企画開発
問い合わせ先
羽毛お直し本舗(佐伯寝具) URL:https://www.umou-onaoshi.com/
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