2025年5月24日(土) <藤前干潟活動センター>
一般社団法人海と日本プロジェクトin愛知県は、2025年5月24日(土)にラムサール条約登録湿地である「藤前干潟」周辺の漂着ごみを清掃して海洋ごみを減らすことを目的とする「’25春の藤前干潟クリーン大作戦!」を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
公式サイト : https://cleanupfujimae-1.jimdofree.com/

イベント概要
【開催概要】 ’25春の藤前干潟クリーン大作戦!【日程】 2025年5月24日(土)10時~11時30分
【開催場所】 藤前干潟周辺
【参加人数】 1505名
【協力団体】 藤前干潟クリーン大作戦実行委員会 事務局
子どもたちが安心して遊べる干潟を取り戻そう!
日本有数の渡り鳥の飛来地である藤前干潟は、2002年11月に国指定鳥獣保護区に指定されるとともにラムサール条約の登録湿地となりました。土岐・庄内川と新川、日光川の、3河川が合流する河口部に位置するため、上流などから運ばれたペットボトルやビニール袋、発砲スチロールなどのごみが環境問題になっています。子どもたちが安心して遊べる干潟や川を取り戻すべく、藤前干潟クリーン大作戦は、2004年秋から、春と秋の年2回の清掃活動を実施していて、今年で42回の開催を迎えました。当日は小雨が降る中、地域の方々をはじめ、市民団体や企業、学生ボランティアなど1505名が、藤前干潟周辺の清掃活動を行いました。
河口付近は雨で岩場などが濡れて滑りやすくなっていたので、参加した人たちは足元に気を付けながら、ペットボトルや発泡スチロール、空き缶などを拾い集めました。
藤前干潟のスタッフが、参加者にマイクロプラスチックの問題や拾い方を教える場面もあり、マイクロプラスチックごみを植物片などと一緒に回収していました。
約1時間半の清掃活動が終わるころには雨もあがり、集まったごみの量は、可燃ごみが680袋、不燃ごみが106袋、タイヤなどの粗大ごみもあり、全部で829袋のごみが集まりました。
海洋ごみの大半は、街でうまれて流れてきたものだと言われています。伊勢湾の最奥部にある藤前干潟でごみを拾うことは、伊勢湾へ、さらにその先の海へ流れ出る海洋ごみを減らすことにもつながります。そのため、藤前干潟クリーン大作戦を「伊勢湾ごみ流出防衛最前線」と位置付けています。海洋ごみをこれ以上増やさないためにも、私たち一人ひとりにできる活動の積み重ねが大事だと思いました。

参加した子ども・保護者からの声
・マイクロプラスチックなどのごみがたくさん落ちていてびっくりしました。・子どもの教育に良い経験になっていると思います。
・ごみ拾いが宝探しみたいで楽しかった。
・海の生き物たちも喜んでくれると思います。いっぱいごみを拾って帰りたい。
などの声が聞かれました。
次回の藤前干潟クリーン大作戦の開催は2025年10月18日(土)を予定しています。
<団体概要>
団体名称 : 一般社団法人海と日本プロジェクトin愛知県
URL : https://tv-aichi.co.jp/aichi_uminohi/
活動内容 : 愛知県を対象地域とした海と日本プロジェクトを推進する。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/
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