寄せ書きを届けた倉住夏音さん（右から３人目）と、受け取った梶田隆章教授（同４人目）、当時の大橋正健施設長（同５人目）ら＝昨年３月２２日、飛騨市神岡町、東京大重力波観測研究施設
能登半島地震の影響で機器の一部が損傷していた岐阜県飛騨市神岡町の東京大重力波観測研究施設・大型望遠鏡「かぐら」が修理と復旧作業を終え、１２日に欧米との国際共同観測に復帰したことに、地元関係者からは安堵（あんど）の声が聞かれたほか、地域経済や観光、教育への波及を期待する声もあった。
地元では早期復旧を願って地震から約２カ月後の昨年３月下旬に、飛騨市や神岡商工会議所、飛騨神岡と吉城の両高校、神岡中学校、ＮＰＯ法人飛騨アカデミーなどが連名で寄せ書きを作成していた。...
