日時:2025年8月23日(土)13:00 開場 13:30 開演

(C)「アニオー姫」実行委員会
「アニオー姫」実行委員会(ブレイングループ、ヤマハミュージックベトナム、NPO国際交流促進協議会)は、日越外交関係樹立50周年記念 新作オペラ「アニオー姫」(特別編集映像版)の上映会を、2025年8月23日(土)に伊賀市文化会館にて開催いたします。また、上映会第一弾の特別企画として、主演・小堀勇介氏(荒木宗太郎役)によるアリアの特別歌唱も行います。

(C)「アニオー姫」実行委員会
2023年の日本とベトナムの外交関係樹立50周年を記念して制作・公演された本作品は、ハノイ世界初演ではベトナムの要人に加えて秋篠宮皇嗣同妃両殿下もご観劇され、また、一夜限りの日本公演でも満場の喝采を浴び、“伝説の公演”と評されました。内外からの「本作品を日越友好のシンボルとして末長く広く語り継いでいくべき」とのお声を受けて、日本公演の模様を撮影した映像を上映する「オペラ上映会プロジェクト」の第1弾として、本イベント開催の運びとなりました。
映像は、2023年11月昭和女子大学人見記念講堂(東京)での日本初演を、複数台のカメラで撮影・編集したもので、演奏や音楽の素晴らしさはもとより、キャストらの生き生きとした表情も間近で観ることができ、生のオペラにも引けを取らない臨場感で感動を味わっていただけること必至です。ぜひこの機会に、あの“伝説の公演”をご体験ください。
■ストーリー
古(いにしえ)の時代から語り継がれてきたベトナムと日本を跨ぐ実際にあった愛の物語が、オペラとして現代に蘇る。荒れ狂う海、世界は“大航海時代”の17世紀初頭。広南国(現:ベトナム中部)の王女・玉華姫と日本の商人・荒木宗太郎は、両国を結ぶ大海原の船上で出会う。それから10年後、二人は運命に導かれ再会。いつしか恋に落ち、結婚することを決意する。娘を異国に嫁がせることに反対する王であったが、二人の変わらぬ決意と深い愛を確認した王は、結婚を許し二人を日本・長崎へ送りだす。
「アイン・オーイ!」長崎の町中で、天真爛漫な玉華姫が宗太郎を広南の言葉で元気に呼びかける。長崎の人々はそんな姫を見て、いつしか「アニオーさん」と呼ぶようになった。町の人々にも愛され、娘も生まれ、幸せいっぱいの二人。そんな二人に抗えない“時代の波”が襲いかかる。長崎奉行から鎖国の通達が下されたのだ。二人の運命の行方は…?
■主演・小堀勇介氏(荒木宗太郎役)によるアリア特別歌唱も

上映会の後には、伊賀市在住のピアニスト、杉本久美さんの伴奏で、主演・小堀勇介氏(荒木宗太郎役)による特別歌唱も披露されます。曲目はオペラ「アニオー姫」第3幕よりアリア「独り海に揺らぐ国」を予定しています。一流のオペラ歌手の歌唱を、生で聞くことのできる貴重な機会です。ぜひご参加ください。
小堀勇介プロフィール:国立音楽大学声楽専攻ならびに同大学院声楽専修オペラ・コースを首席で修了。第88回日本音楽コンクール声楽部門優勝。2016年、イタリアに留学。チロル祝祭歌劇場にて「アルジェのイタリア女」リンドーロでヨーロッパ・デビュー。帰国後、びわ湖ホール「連隊の娘」トニオを皮切りに、日生劇場「愛の妙薬」ネモリーノ、「セビリアの理髪師」アルマヴィーヴァ伯爵などベルカント・オペラ作品に次々と出演を重ねている。日本ロッシーニ協会会員。
■日越の相互理解と友好促進を三重県伊賀市を皮切りに発信

会場:伊賀市文化会館
日本において今もっとも重要な国の一つであるベトナム。現在、三重県に在住する外国人のなかで一番多いのがベトナム人であり、伊賀市在住の外国人のなかでもベトナム人は2番目に多く、地域の産業を支える一翼を担ってくれています。
こうしたベトナムと日本の交流を促進し、相互理解を深めることを目的として、「アニオー姫」実行委員会では新作オペラ「アニオー姫」の公演に続いてこれまで、ハノイやホーチミンなどのベトナムの都市をはじめ、物語にゆかりのある長崎県や、ベトナムと積極的に交流事業に取り組んでいる神奈川県で、ミニコンサート形式のオペラ「アニオー姫」特別音楽朗読劇や、今回の「オペラ上映会プロジェクト」の先駆けとなった上映会を開催してきました。
今後も、「アニオー姫」in CINEMAは、この伊賀市での上映会を皮切りに、ベトナムにゆかりのある自治体やイオンシネマのある地域で、来年の春を目処に順次開催を企画していく予定です。
■開催概要
主催:「アニオー姫」実行委員会(ブレイングループ、ヤマハミュージックベトナム、NPO国際交流促進協議会)
共催:公益財団法人伊賀市文化都市協会、ベトナム国立交響楽団
後援:駐日ベトナム大使館、日本外務省、日本文化庁、三重県、伊賀市、伊賀市教育委員会
特別協賛:大和ハウス工業株式会社
協賛:ヒルホテル サンピア伊賀

日時:2025年8月23日(土)開場13時00分 開演13時30分
会場:伊賀市文化会館(三重県伊賀市西明寺3240番地の2)
出演(フィルム内):
アニオー姫 ダオ・トー・ロアン(ソプラノ)
荒木宗太郎 小堀勇介(テノール)
家須(娘・ヤス) 川越未晴(ソプラノ)
指揮・演奏 本名徹次・ベトナム国立交響楽団
内容:
第1部 オペラ「アニオー姫」in CINEMA 上映会
第2部 主演・小堀勇介氏(荒木宗太郎役) アリアの特別歌唱
オペラ「アニオー姫」公式サイト
https://anio-opera.jp/(日本語)
https://anio-opera.vn/(ベトナム語)
■チケット情報
発売日:2025年6月20日(金)午前9時料金:<自由席>一般:2,000円(税込) 学生(小学生~大学生):1,000円(税込)
※未就学児入場不可
チケット取扱:
伊賀市文化会館(電話0595-24-7015)
青山ホール(電話0595-52-1109)
電子チケットteket(https://teket.jp/5744/51584)

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■「アニオー姫」実行委員会 構成団体
<ブレイングループ>グローバルコミュニケーションを社是として、日本の魅力を国内外に発信する総合コンテンツプロダクション兼コミュニケーションエージェンシー。東京を拠点に、ベトナム、シンガポール、マレーシア、ミャンマーなど現地法人と連携し、WEB/システム開発/映像/イベント/SNS/多言語化対応/事務局業務など、グローバルかつ多岐にわたって企画・制作・運営を行う。最近の主な実績は、特別展「パリ・ノートルダム大聖堂展」の企画・運営、「日仏文化シンポジウム ―アートと文化が歩む新たな道―」の企画・運営など。
<ヤマハミュージックベトナム>
音・音楽を中心にした事業を通じて磨いてきた感性と多彩な技術を融合し、楽器、音響機器、その他(部品・装置など)の3つの領域で事業を展開するヤマハ株式会社。そのグループ会社として、楽器や音響機器の輸入・販売のほか、近年では音楽教室も手がけるなど、ベトナムの省庁や教育機関とも連携してこの国の音楽教育も支援している。
<NPO国際交流促進協議会>
国際交流の機会を求める市民に対して、国際交流イベントの企画、外国語及び日本語学習書の普及、及び外国語学習サポート等の事業を行うことにより、日本と世界各国との市民交流の促進に寄与することを目的として活動。これまで「アフリカの子供たちと東京・青山サッカークラブの子供たちを繋ぐ活動」や、「日本とインドの子供たちを繋ぐ活動」、日伯交流移住100周年の2008年から継続的に開催しているブラジル音楽・ボサノヴァで青山の町を包み込む音楽イベントなど、日本と海外の交流事業を推進している。
■「アニオー姫」プロジェクトとは
荒木宗太郎は17世紀初頭の御朱印貿易商で、長崎から広南国(現在のベトナム中部)へ赴き、国王から信頼を得て王女・玉華姫と結婚しました。長崎に迎えられた姫は「アニオーさん」として親しまれ、生涯を長崎で過ごしたのです。姫の輿入れの様子は、今も長崎の祭事「長崎くんち」において、7年に1 度「御朱印船」の演目で再現され続けています。私たちは、日越外交関係樹立50周年に生まれたこの両国友好のシンボル・オペラ「アニオー姫」作品を起点として、この愛の物語を、上映会や、音楽朗読劇、ミュージカル、アニメ、映画など、さまざまなコンテンツに展開し、両国で、そして世界で、末長く語り継がれていくことを目指して活動していきます。
2026年9月 横浜にて、待望のミュージカル化決定!詳細は、2025年11月上旬にお知らせいたします。

(C)「アニオー姫」実行委員会
本リリースに関するお問合せ先
「アニオー姫」実行委員会事務局 担当:城内、馬場、正山
info-aj@anio-opera.jp
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