【ニューヨーク共同】3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日続落し、前日比24・58ドル安の4万5271・23ドルで取引を終えた。米国の雇用情勢への懸念が強まり、売り注文が優勢だった。

 朝方発表された米雇用関連の統計は、市場予想を大幅に下回る内容だった。売り一巡後は、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げへの観測が強まったことから、下げ幅が縮小した。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、218・10ポイント高の2万1497・73だった。

 個別銘柄では、石油のシェブロン、航空宇宙機器のボーイングの下落が目立った。ITのアップルは買われた。