アナログな業務をデジタル化し、関係者間のスムーズな連携と業務効率化を実現

不動産業務を網羅するバーティカルSaaSと業務効率を推進するBPaaS(※1)で不動産市場のDXを推進する株式会社いい生活(東京都港区、代表取締役社長 CEO:前野 善一、東証スタンダード:3796、以下:いい生活)は、建物管理のDXを推進する新サービス「いい生活建物管理クラウド」をリリースしたことをお知らせいたします。
「いい生活」とは
■背景
建物の維持管理業務は、いまだにFAX、紙、Excelを中心とした非効率なプロセスが多く、人為的なミスやコスト増、対応の遅延といった課題を抱えています。特に、不動産オーナー、建物の維持管理を担当するフロント担当者、そして工事業者や金融機関など、多くの関係者が関わるため、情報共有の遅れが業務全体の大きな課題となっていました。
このような課題を解決するため、当社は建物管理業務に特化したクラウドSaaSを開発しました。アナログな業務をデジタル化し、関係者間のスムーズな連携と業務効率化を実現します。
■「いい生活建物管理クラウド」の主な機能(ファーストリリースでの機能)
・契約管理
更新・解約・期限管理を自動化することで、契約情報を一元管理できます。検索性・参照性が格段に向上し、必要な情報にすぐにアクセス可能です。
・予実管理
建物維持に必要な年間予定を簡単に登録・可視化。作業の抜け漏れを防ぎ、効率的で適正な管理を可能にします。
・請求・支払管理
金額、日付、名義の入力ミスを削減し、請求や支払いの漏れ・遅延を防止します。請求から支払いまでを一元管理でき、当社の賃貸管理システムとも連携します。
「いい生活建物管理クラウド」は、リリース後も継続的な機能拡張で、建物管理業務のDXを強力に推進していきます。
セカンドリリース以降には、以下のような機能の実装を予定しています。
・契約、請求、支払の電子化:紙でのやり取りをなくし、業務効率を向上させます。
・長期修繕計画機能:長期的な修繕計画を一元管理し、計画的な維持管理を可能にします。
・協力会社向けプラットフォーム構築:協力会社との情報共有をスムーズにし、関係者間の連携を強化します。
■期待される効果
「いい生活建物管理クラウド」を導入することで、建物管理業務のDXを推進し、業務の効率化と透明性の向上を実現します。紙やFAXで行っていた煩雑な作業をなくし、見積もりや請求、進捗状況をリアルタイムで一元管理することで、人為的なミスや対応遅延を防ぎます。
また、本サービスはデータに基づく修繕計画と予防保全によるコストの最適化に貢献します。最新の収支データや物件情報を可視化することで、将来を見据えた修繕計画を立てることが可能になります。
「いい生活建物管理クラウド」は、不動産全体の資産価値向上を強力に支援します。
■今後の展望
「いい生活建物管理クラウド」は、今後も段階的に機能を追加し、建物管理に関わるすべてのステークホルダーがより効率的に業務を行えるプラットフォームへと進化させていきます。
今後は、本サービスを建物管理業務を根本から変革するプラットフォームへと進化させていくとともに、当社のサービス連携基盤である「いい生活Square」とのシナジーを発揮することで、不動産業界全体のDXを強力に推進してまいります。
■セキュリティ対策について
情報システムの高度化・複雑化、セキュリティリスクの増大、コスト削減の必要性などから、クラウドサービスの利用が急速に拡大しています。政府においても、クラウドサービスのメリットを最大限に活用し、より効率的で安全な行政サービスを提供するために、クラウド・バイ・デフォルト原則(※2)が推進されています。
「多くのクラウドサービスは、一定水準の情報セキュリティ機能を基本機能として提供しつつ、より高度な情報セキュリティ機能の追加も可能となっている。また、世界的に認知されたクラウドセキュリティ認証等を有するクラ ウドサービスについては、強固な情報セキュリティ機能を基本機能として提 供している。多くの情報システムにおいては、オンプレミス環境で情報セキ ュリティ機能を個々に構築するよりも、クラウドサービスを利用する方が、 その激しい競争環境下での新しい技術の積極的な採用と規模の経済から、効 率的に情報セキュリティレベルを向上させることが期待される。」
デジタル庁 政府情報システムにおけるクラウドサービスの適切な利用に係る基本方針 P5より引用
近年、企業における情報漏洩事件の増加などを受け、情報セキュリティへの注目度が急速に高まっています。このような状況下において、企業のITインフラは、より強固なセキュリティ対策と事業継続計画(BCP)への対応が不可欠となっています。
※1 BPaaS:Business Process as a Serviceの略でクラウド上で業務プロセスをアウトソーシングすること
※2:デジタル庁 政府情報システムにおけるクラウドサービスの適切な利用に係る基本方針
https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/e2a06143-ed29-4f1d-9c31-0f06fca67afc/17ef852e/20221228_resources_standard_guidelines_guideline_01.pdf
・「いい生活建物管理クラウド」概要 https://management.es-service.net/solution/building_management/
・株式会社いい生活 会社概要 https://www.e-seikatsu.info/

いい生活は「テクノロジーと心で、たくさんのいい生活を」ミッションに掲げ、不動産業務クラウドサービス、不動産プラットフォームサービスを提供する不動産テック企業です。不動産市場の法改正やIT化に迅速柔軟に対応し、不動産業務を網羅するフルラインナップのSaaSで不動産市場のDXを推進しています。いい生活は、不動産市場に関連する企業はもちろん日本各地のエリアに寄り添ったソリューションで、「心地いいくらしが循環する、社会のしくみをつくる」ビジョン実現を目指します。
- 商号: 株式会社いい生活
- 所在地: 東京都港区南麻布五丁目2番32号 興和広尾ビル3F
- 設立: 2000年1月21日
- 資本金: 628,411,540円(2025年3月末現在)
- 事業内容 : 不動産市場向けSaaSの開発・提供
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社いい生活 マーケティング本部 広報部
TEL:03-5423-7836(平日9時~18時) E-Mail:contact.pr@e-seikatsu.co.jp
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