株式会社 蒲郡クラシックホテル
蒲郡クラシックホテル90周年記念事業の第二章

 蒲郡クラシックホテル(所在地:愛知県蒲郡市竹島町15-1 統括総支配人:安川貴也)は、創業90周年記念事業の一環として、登録有形文化財「鶯宿亭(おうしゅくてい)」を改装し、茶室を備えた宿泊施設「茶寮 鶯宿亭」を、隣接する「THE COVE(ザ・コーヴ)」とともに2025年6月にグランドオープンいたしました。


茶室付き宿泊施設『茶寮 鶯宿亭』


 「茶寮 鶯宿亭」は、かつて旅館「常磐館」の離れ茶室として建てられた大正時代の建築をベースに、その情緒と意匠を活かしながら、現代の快適性を融合。“茶の心で寛ぐ、贅沢な静寂の時間” をテーマに、静謐(せいひつ)な滞在をお届けいたします。

 このたび「東の庭」に、三河湾の“さざ波”をイメージしたデザインの竹デッキと竹塀が完成いたしました。

寝室から「東の庭」を望む


「南の庭」から「鶯宿亭」越しに「東の庭」を望む

縁側より「東の庭」を望む

竹塀:円弧の描く稜線にすることで既存の裏の稜線が美しく見えます。
竹デッキ:竹島のさざ波がお宿に届き優雅な気持ちにさせてくれる眺めです。




歴史と建築美を継承する改装
 「鶯宿亭」は、1916(大正5)年に建築され、茶室と待合を備えた数寄屋風の佇まいを持つ木造平屋建て。木の温もりを感じさせる意匠・構造を残しつつ、内部改装を施し、現代的なインフラを整備しました。改装にあたっては、建築当初の面影を尊重しつつ、ガラス窓の導入や設備更新を通じて快適な滞在環境を実現。茶室空間、待合、寝室、温泉・サウナ、パウダールームなどを備え、ゆったりとした空間構成としました。また、建物外観には鶯色の瓦屋根や数寄屋造の美しい意匠を残し、歴史的景観を保全しています。

茶室と日本文化体験
 大正時代の茶室空間は、茶道や香道、茶礼の体験が可能(要予約)。元茶室ゆえ、水屋や点前座といった備えをそのままご覧いただける空間構成も魅力です。



客室・寝室
 現代の感覚を取り入れた意匠の中に、数寄屋風書院造の趣を残した落ち着いた寝室。大きな窓からは竹島・三河湾の眺望を望め、鳥のさえずりと四季の風景が共鳴する空間としました。



温泉・湯処
 温泉は無色透明のアルカリ性単純泉で、“美白泉”とも呼ばれる、肌触りしなやかな湯を採用。広々とした湯船やパウダールームからは自然景観を楽しめます。 また、ロウリュサウナや外気浴スペースも整え、深いリラクゼーションを誘います。





お食事
 ご夕食は、蒲郡クラシックホテルのメインダイニングルーム(フランス料理フルコース)または六角堂(鉄板焼き)にて、三河湾の海の幸や選りすぐりの和牛を用いたお料理をご堪能いただけます。
 お部屋でのお食事をご希望のお客様には、特別なお弁当をご用意いたします。メインダイニングルームのフランス料理、または六角堂の鉄板焼きを、お好みのお弁当スタイルでお楽しみいただけます。
 ご朝食は、蒲郡クラシックホテルのシェフが腕によりをかけてご用意する、特別な朝のお食事をお楽しみいただけます。

メインダイニングルーム(フランス料理)

ステーキ&シーフード 六角堂(鉄板焼き)


ご夕食の六角堂 鉄板焼きお弁当

特別な朝を彩るご朝食



茶寮 鶯宿亭ロゴ

蒲郡クラシックホテル 施設データ

1934年(昭和9年)に開業。第1回国際観光ホテルに指定された「蒲郡ホテル」を前身とし、2024年に建築完成から90周年を迎えました。
アールデコ様式の内装と三河湾を一望する絶景が、訪れる方にくつろぎのひとときを演出いたします。
個性豊かな各レストランでは、地元の新鮮な食材をシェフの技でアレンジしたお料理をお楽しみいただけます。

2006年には、その歴史的価値が認められ、近代化産業遺産に認定。2012年4月より、呉竹荘グループ「蒲郡クラシックホテル」として、歴史と伝統を受け継ぎながら営業しております。
2017年には、日本を代表する9つのクラシックホテルが連携し「日本クラシックホテルの会」を設立。
2022年2月には、ホテル本館が国の登録有形文化財に登録され、また市の景観重要建造物にも指定されました。

■施設名称:蒲郡クラシックホテル
■統括総支配人:安川 貴也 ■総支配人:石原 孝康
■客室数:29室(本館27室・THE COVE・茶寮 鶯宿亭)
■レストラン:3箇所
 メインダイニングルーム(フランス料理)、ステーキ&シーフード 六角堂(鉄板焼き)、ラウンジ アゼリア
■宴会場:最大650名さま収容可能 ■駐車場:200台

<お客さまからのお問合せは>
蒲郡クラシックホテルTEL:0533-68-1111
https://gamagori-classic-hotel.com/
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