岐阜新聞デジタルが、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部教授の秋元祥治さん(岐阜市出身)とお届けするトーク番組「やっぱ岐阜やて!」。今回は作家の乙武洋匡さんをゲストにお迎えしました。高山市で2人の講演会があり、開幕前にお時間をいただきました(主催の高山JCさんありがとうございました)。
乙武さんをお迎えしたからには、ぜひ「多様性」について聞きたい。英語だと「ダイバーシティー」ですが、最近よく耳にしますよね。乙武さんはどう思いますか? 「めんどくさいを面白そうに変えていく作業だと思うんです」。え、どういうこと? 人口減少で縮んでいく日本や岐阜を多様性が元気にする、そんな未来が浮かんできます。頼むで聞いたって!
おとたけ・ひろただ 1976年生まれ。作家。早稲田大学在学中に出版した「五体不満足」が600万部を超えるベストセラーに。スポーツライター、小学校教諭、東京都教育委員などを務めた。
あきもと・しょうじ 1979年生まれ、岐阜市出身。早稲田大学政治経済学部中退。2001年にNPO法人G―net(岐阜市)を設立、地域活性化、中小企業支援に取り組む。著作に「自分だからできる仕事の作り方」「20代に伝えたい50のこと」(いずれもダイヤモンド社)ほか。
カバリーニョ馬田 1975年生まれ、岐阜市出身。99年に岐阜新聞社入社。デジタル統括局コンテンツ部長。「カバリーニョ」はポルトガル語で「子馬ちゃん」の意味。今回は撮影編集担当。
「多様性認める大切さ認識を 作家・乙武洋匡さん、武蔵野大教授・秋元祥治さん 高山市で講演」
秋元 岐阜新聞の読者の皆さんこんにちは、読者でない方もこんにちは。やってまいりました。岐阜新聞YouTube「やっぱ岐阜やて!」。今回はゲストとして作家、そしてさまざまな社会課題の解決に取り組みを重ねている乙武洋匡さんに突撃インタビューということでお時間いただきました。乙武さんよろしくお願いします。
乙武 よろしくお願いします。
秋元 まずは乙武さん、「五体不満足」、600万部を超える全国的なベストセラーといっていいんですよね。
乙武 そうですね。一応戦後のベストセラーで第4位だそうです。
秋元 え、戦後? この80年間の中で、日本で4番目に売れた本?
乙武 と言われてますね。
秋元 すごいですね! 教科書載ってましたね。
乙武 はい、載ってましたね。
秋元 という中で「五体不満足」。乙武さんというとやっぱりダイバーシティー。多様性、あるいは生きづらさを抱える人たちの悩みや課題、こういったものの代弁者というようなシンボリックな存在でもあられると思うのですが。岐阜、何回も岐阜にお越しになったことある?
乙武 そうですね。講演会とかでよく呼んでいただくので。
◆ダイバーシティーとは何か
秋元 ダイバーシティーは多様性と訳されるわけですが、あまり耳なじみがない、という方も多いと思います。あらためてダイバーシティーってどんな風に理解したらいいでしょうか。
乙武 違いがあることが当たり前、という前提を持つことだと思うんですよね。そもそもわれわれ普段生活していたって、男性がいて女性がいて、また最近ではそこに当てはまらない、自分の性別がどうなんだろう、と揺れ動いている方もいらっしゃったり。また年代で言ってもお子さんがいたり、若い方がいたり、壮年期の方がいたり、また高齢者の方がいたり、いろんな世代の方がいる。というように日ごろから性別・年代だけでもバラバラな方がいますよね。そこに障害のあるなしだったり、国籍の違う方だったり。ともかく今自分たちがいるところでも違いってそりゃあるよね。それをみんなが受け止めることだと思うんですよね。...








