和歌山県九度山町の世界遺産・丹生官省符神社の境内に干支の「午」の大絵馬がお目見えし、新年を前に早くも参拝者を出迎えている。新たな大絵馬は縦約2・1メートル、横約3・2メートルの木製。7日に「巳」からバトンタッチした。かけ替えは開運招福を祈って1993年から続く恒例行事で、神事も行われた。
新たな大絵馬は、朝日をバックにした白馬がたてがみや尻尾をたなびかせながら駆けるデザイン。地元の画家が約1カ月かけて描いた。
7日の神事で新旧大絵馬のおはらいをした宮崎志郎宮司(77)は、馬の力強さにならい「苦難を乗り越え目的に向かっていく1年でありますように」と話した。






