青森県八戸市で震度6強を観測した地震と北海道・三陸沖後発地震注意情報の発表を受け、北海道、青森、岩手、宮城、福島の5道県で10日午前10時までに、計342カ所の避難所が開設され、少なくとも延べ9201人が避難していたことが取材で分かった。共同通信が注意情報の対象地域7道県の防災担当部署を取材し集計した。
内訳は北海道110カ所・3714人、青森86カ所・2910人、岩手102カ所・2482人、宮城37カ所・93人、福島7カ所・2人。茨城、千葉両県は避難所の開設がなかった。
既に閉鎖した避難所や夜間のみの開設、判明した一部の自主避難所も含む。
8日深夜の地震で発表された津波警報を受けて避難した人が多かったとみられる。後発地震注意情報は発表から1週間程度、大規模地震への警戒と備えの強化を要請している。







