岐阜県美濃加茂市は11日、勤務中にトイレ内の女性を自身のスマートフォンで盗撮したとして、市民協働部の50代課長補佐を懲戒免職処分にしたと発表した。9日付。市の聞き取りに「個人的な興味で盗撮した」と事実を認めていたという。

 市によると、課長補佐は10月、市内の公共施設の女性トイレに侵入し、個室にいた女性を盗撮したとして、岐阜県警が今月2日、性的姿態撮影処罰法違反(撮影)などの疑いで課長補佐を書類送検していた。聞き取り調査では、9月にも同じ女性を盗撮したことが確認されたという。 

 藤井浩人市長は「職員が不祥事を起こし、おわびする。全職員に法令順守の徹底を図る」とコメントした。