気象庁

 冬型の気圧配置が強まり、12日にかけて東北などで大雪となる恐れがあるとして、気象庁は11日、交通障害や屋根からの落雪に警戒するよう求めた。8日の地震で震度6強を観測した青森県八戸市の周辺など、揺れが強かった地域も雪が強まる恐れがある。厳しい冷え込みも予想され、体調管理に注意が必要だ。

 気象庁によると、寒冷前線が東北を通過し、12日にかけて本州付近は冬型の気圧配置が強まる。青森県を含む東北北部は、雪雲が停滞した場合などに警報級の大雪となる可能性がある。強い風も吹くとみられる。

 東北北部で12日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、山沿い70センチ、平地30センチ。