【ストックホルム共同】坂口志文大阪大特任教授(74)と北川進京都大特別教授(74)は10日夜(日本時間11日未明)、スウェーデン・ストックホルムのコンサートホールでのノーベル賞授賞式を終えた。坂口氏は取材に「本当に光栄で、人生で特別な日になると思います。(メダルは)結構重たい」とにこやかに応じた。北川氏は一夜明けた11日の記者会見で「ノーベル賞をもらったんだなという実感が湧いた」と述べた。
両氏は授賞式後、近くの市庁舎で催された晩さん会に出席。会場の「青の間」に集まった王族やノーベル財団関係者ら約1300人と4時間にわたり夕食や音楽を楽しんだ。共同受賞者によるスピーチでは坂口氏と北川氏の名前も挙がった。
4時間に及んだ晩さん会の後、北川氏はホテルに戻った。市庁舎の別の広間では続いてダンスパーティーが開かれ、坂口氏は出席者と歓談。11日未明にホテルに帰ると、待ち構えた報道陣の呼びかけに笑顔で会釈した。








