各務原市議会の定例会は17日、本会議を再開、一般質問を行った。有機フッ素化合物(PFAS)の水質検査に関し、中村俊夫水道部長は環境省が「要検討項目」に加えた7種類のPFASについて、2026年度に市独自で年間2回の検査を実施する方針を示した。

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 小川麻実議員(無会派)が市のPFAS対策をただした。環境省は今年6月に従来のPFHxSに加え、PFNAやPFBAなど7種類を要検討項目に位置付けた。中村水道部長は「暫定目標値などは示されておらず、検査義務もないが、PFHxSと同様に検査を実施する」と説明した。26年度の8月と2月に三井水源地を含む市内の5水源地で行う予定。

 ほかに井戸田直人(政和クラブ)、塚原甫(同)、鈴木豪朗(同)、遠藤雄一(市議会公明党)、五十川玲子(同)、城戸隆志(共産党市議団)、水野浩幸(無会派)、谷川昌義(同)の8議員が登壇した。一般質問はこの日で終わり、25日に採決を行う。

(野田祐治)