岐阜県福祉事業団が指定管理者として運営する障害者支援施設「県立はなの木苑」(土岐市)で職員が利用者に虐待行為を繰り返していた問題で、第三者検証委員会は報告書をまとめ「複数の要因が積み重なり、不適切な支援・虐待が見過ごされ、まん延化する風土が醸成された」と指摘した。同事業団は19日、職員の連携を強化するなどの改善計画を公表し、再発防止に取り組むとした。

 8月に設置された同委員会がまとめた報告書によると、組織内の風通しが悪く、虐待の場面では複数の職員が同席していたにもかかわらず、注意などがなかったと指摘。虐待行為を行った職員14人については虐待に対する認識が低く、権利擁護の意識が乏しかったとし、...