青森県で8日に震度6強を観測した地震の影響により、全区間で運休していたJR八戸線は22日、鮫(同県八戸市)―久慈(岩手県久慈市)間で運転を再開した。30日の全線再開を目指し、JR東日本が復旧作業を続けている。
始発列車が午前6時前、通学客ら十数人を乗せて久慈駅を出発。久慈市から八戸市の高校に通う3年の碁石栞南さん(18)は「(運休している間は)家族が出勤を遅らせて送迎してくれ、申し訳なかった。ほっとした」と頬を緩ませた。
JR東によると、八戸線は高架橋でコンクリートが剥がれたり、ひび割れたりする被害が確認され、9日から八戸―久慈の全区間で運休した。運休が続く八戸―鮫間は代行バスを運行する。










