インバウンド(訪日客)でにぎわう岐阜県大野郡白川村で、外国人観光客によるレンタカーの事故が問題になっている。豪雪地帯の飛騨地域では、冬になると雪道に慣れていない観光客のスリップ事故が多発。冬用タイヤを装着していない車も見られ、住民生活に影響が出るような長時間の渋滞も起きている。寒さが本格化する年末年始を控え、関係機関が警戒を強めている。
「トンネル内で渋滞に巻き込まれた。対面道路でUターンもできず、電波も届かない。情報もつかめない状態だった」。同村鳩谷の50代男性は、積雪で大渋滞が発生した昨年末の出来事を苦々しく思い返す。
▽白川村で30件
昨年12月28日、降雪の影響で...









