経団連の筒井義信会長と連合の芳野友子会長は27日、都内で面談し、2026年春闘の見通しや課題を巡り意見を交わした。労使交渉が事実上スタート。連合は、過去3年間に高水準が続いた賃上げ率を5%以上とするよう求めている。業績改善が伴わずに人材確保や退職阻止を目的に賃金引き上げを迫られる中小企業の「息切れ」も表面化しており、大企業との格差是正が課題だ。
筒井氏は冒頭あいさつで「賃金引き上げの力強いモメンタム(勢い)をさらに定着させるべく、社会的責務として先導役を果たす」と述べた。芳野氏は物価変動を考慮した実質賃金の安定的なプラス化に向け「5%以上の賃上げを継続していく社会の実現を交渉の共通基盤に据えたい」と訴えた。










