衆院選が公示され、立候補者と気勢を上げる支持者たち=27日午前9時54分、岐阜市内(撮影・堀尚人)

 第51回衆院選は27日公示され、県内五つの小選挙区では計20人(前職8人、元職1人、新人11人)が立候補し、2月8日の投開票に向けた12日間の選挙戦が始まった。高市早苗首相(自民党総裁)の下での初の国政選挙で、自民と日本維新の会の連立政権の信任が問われる。物価高騰を受けた消費税減税などの経済政策、「政治とカネ」の問題への対応、安全保障に加え、外国人政策や選択的夫婦別姓導入の是非といった多様性を巡る姿勢が争点となる。候補者らは立候補の届け出を済ませると、選挙事務所や街頭でそれぞれの主張を力強く訴え、支持を呼びかけた。

 2024年10月の前回衆院選から1年3カ月での実施となり、解散翌日から投開票まで16日間の日程は戦後最短。2月の投開票は1990年以来36年ぶりで、異例ずくめの「真冬の超短期決戦」となった。

 県内の小選挙区への立候補者20人は、小選挙区比例代表並立制が導入された1996年の第41回衆院選以降では、自民が旧民主党から政権を奪還した2012年の第46回の21人に次いで多い。

 政党別では、自民が前職4人と新人1人、中道改革連合が前職2人と新人1人、維新が元職1人、国民民主党が前職1人と新人2人、共産党が新人1人、れいわ新選組が前職1人、参政党が新人4人、無所属は2人。このうち自民、中道、維新、国民、れいわ、参政の計13人は比例東海と重複立候補した。

 立候補者20人のうち女性は6人で過去最多で、前回より4人多い。投開票日時点での平均年齢は54・1歳で、前回より4・2歳若い。

 小選挙区別の立候補者はそれぞれ届け出順に▽岐阜1区=中道新人の服部学氏、自民前職の野田聖子氏、共産新人の波多野純子氏、参政新人の成井まゆ子氏▽岐阜2区=自民前職の棚橋泰文氏、無所属新人の伊藤あゆみ氏、参政新人の塚原雅也氏、無所属新人の唐澤理恵氏、国民新人の野村美穂氏▽岐阜3区=自民前職の武藤容治氏、国民前職の仙田晃宏氏、れいわ前職の阪口直人氏、参政新人の伊藤恵介氏▽岐阜4区=中道前職の今井雅人氏、参政新人の曽我雄介氏、自民新人の加藤大博氏▽岐阜5区=中道前職の真野哲氏、国民新人の吉田企貴氏、自民前職の古屋圭司氏、維新元職の山田良司氏。...