【ワシントン共同】訪米中の大西一史熊本市長は28日、首都ワシントンで開かれた全米市長会議(USCM)の冬季会議に参加し、2016年に起きた熊本地震からの復興の取り組みや半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の熊本進出について英語で紹介、国際的な都市間連携に意欲を示した。

 大西氏は国際関係セッションで「地震の被害から前に進むため、単なる復旧ではなく創造的復興を目指した」と説明。住宅や道路などのインフラは完全に再建され、熊本城の修復過程の公開などで観光客数は過去最高を記録したと語った。

 さらに「災害からの復興を遂げ、10年足らずで強靱かつ持続可能な都市に発展したことで、TSMCの熊本進出という成果にもつながった」と強調。数千人規模の雇用を創出し、熊本をアジアにおける半導体産業の主要な拠点に押し上げることになると期待した。

 USCMは人口3万人以上の都市を対象とした超党派の組織で、全米1400以上の都市が加盟。