1月27日、有権者に手を振る自民党の杉田水脈氏=大阪市西淀川区

 大阪5区で約30年ぶりの自民党公認候補となった元職杉田水脈氏(58)は、日本維新の会前職梅村聡氏(50)との与党対決に敗れることが確実になった。過去にアイヌ民族や在日コリアンへの差別的言動を法務当局から人権侵犯と認定された杉田氏。今回の選挙では自民の地元幹部から忠告を受けており、過激な発言を封じて戦ってきた。

 午後8時過ぎ、梅村氏の当選確実が報じられると、大阪市西淀川区の飲食店に集まった支援者からは「あぁ」と悔しさのにじむ声が漏れた。

 訴えを幅広い層に広めようと、高市早苗首相の所信表明演説になぞらえ「皆さんの生活を守って守って守って、守り抜きたい」などと演説してきたが、選挙区では届かなかった。