鳥取大病院(同県米子市)は9日、医療用麻薬「レミフェンタニル」2ミリグラムが入った瓶1本を紛失したと発表した。不審者は確認されておらず、他の薬物は残されていたことなどから、病院は誤って破棄した可能性が高いとみている。

 病院によると、薬剤は粉末状で、縦4センチ直径1センチ程度のガラス瓶に保管。麻酔科と薬剤部の約20人のみ解錠できる専用金庫内に置き、1日3回点検していた。

 5日朝の点検で、麻酔科事務職員が不足に気付いた。防犯カメラを調べたところ、4日の点検後から朝まで不審者は見当たらなかった。なくなったのはこの1本のみだった。点検後に手術があり金庫から薬剤を出し入れしていた。