【北京共同】中国外務省の林剣副報道局長は11日の記者会見で「中国が核爆発を伴う実験を実施したとする米国の非難には根拠がない」と述べ、中国が2020年6月に秘密裏に爆発を伴う核実験をしていたとの米国の分析を否定した。「米国が核実験を再開するための口実をでっち上げることに反対する」とも訴えた。
林氏は「米国は中国の核政策を曲解し中傷してきた。核軍縮に関する自国の責任を回避するための政治的操作だ。中国は断固反対する」と表明した。中国は「自衛を目的とする核戦略を堅持している」と強調した。
林氏は米国がロシアとの核軍縮合意、新戦略兵器削減条約(新START)の失効を放置し「世界の戦略的安定に打撃を加えた」と批判。「米国は巨大な核兵器庫を有する国として核軍縮を優先的に履行する特別な責任がある。これは国際社会の共通認識だ」と主張した。
ディナノ米国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)は6日、スイスで開かれた国連の軍縮会議で、中国が秘密裏に核実験を実施し、発覚しないよう隠蔽措置を講じたと指摘していた。









