大きな被害を受け、黒煙が立ち上るイランの最高指導者ハメネイ師の関連施設を撮影した衛星画像=28日、テヘラン(PLEIADES NEO(C)AIRBUS DS 2026提供、ロイター=共同)
 イランの最高指導者ハメネイ師=2月1日、テヘラン(West Asia News Agency提供、ロイター=共同)

 【ワシントン、エルサレム共同】イランに対する大規模攻撃をイスラエルと共に開始した米国のトランプ大統領は2月28日、イランの最高指導者ハメネイ師(86)が死亡したと自身の交流サイト(SNS)に投稿した。ハメネイ師は1979年の革命を率いた建国の父、ホメイニ師の後継として89年に就任、政教一致のイスラム教シーア派大国イランを30年以上統治。イラン革命体制は深刻な危機に直面した。

 トランプ氏は、ハメネイ師が「史上最も邪悪な人物の一人」で「(死亡は)イラン国民だけではなく、米国人や世界各国の人々にとって正義だ」とした。「イラン国民が自国を取り戻す最大の機会だ」と述べ、体制転換へ蜂起を呼びかけた。

 攻撃でイランが「たった1日で大きく破壊された」と主張。激しい精密爆撃を「中東や世界全体の平和という目的の達成まで続ける」とした。

 イラン外務省のバガイ報道官はトランプ氏の投稿に先立ち、米メディアのインタビューにハメネイ師は「無事だ」と主張した。根拠は示さなかった。