共創パートナーと連携し、環境に配慮した輸送方法で樹木輸送を実施
2026年3月9日
住友林業
GREEN×EXPO協会(正式名称:公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会、会長: 筒井義信、所在地:横浜市中区)は、共創パートナー(代表構成員:住友林業株式会社、構成員:日本貨物鉄道株式会社、日本通運株式会社)と連携し、2026年3月4日(水)~6日(金)に「GREEN×EXPO 2027の樹木輸送プロジェクト」を実施しました。
このプロジェクトでは、2025年日本国際博覧会(以下「大阪・関西万博」という。)から2027年国際園芸博覧会(以下「GREEN×EXPO 2027」という。)へのレガシーの継承や、GREEN×EXPO 2027の理念である環境と共に生きる持続可能な社会のあり方の発信の一環として、幹線輸送をトラックから鉄道や船舶へモーダルシフトすることで脱炭素化をめざす樹木配送サービスである「緑配便®」により、大阪・関西万博の会場内の樹木をGREEN×EXPO 2027の会場に向けて鉄道輸送しました。
このプロジェクトで輸送した樹木は、来場者が目にすることができる「モーダルシフトによる脱炭素化」の取組の実証例として、GREEN×EXPO 2027の会場に植栽されます。
また、大阪・関西万博会場での積込みやGREEN×EXPO 2027会場での植付けなどについて、2025年日本国際博覧会協会を通じて「大輪会」※からご支援をいただきレガシー継承を実施しました。
※大輪会: 大輪会(だいりんかい)は、1990年(平成2年)に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」のパビリオンを共同出展するため、りそな銀行の前身である旧大和銀行の主要取引先であった関西の地元企業が集まり発足しました。その後も活動を継続し、現在は51社で構成されています。地元大阪を花と緑で活性化することを目的に、各地でさまざまな支援活動や地域貢献活動を行っています。
緑配便とは
首都圏などの街づくりに利用する常緑高木は、南九州エリア産が多く、トラックによる物流が支えています。今後、人材不足やドライバーの高齢化が問題となるうえ、環境、社会責任としてのCO2排出量削減が課題です。2024年問題といわれるドライバーの時間外労働への制限も加わり、トラックでの物流オペレーションが困難になるため鉄道や船舶で輸送する「緑配便®」サービスは開発されました。
共創パートナーの構成企業の役割
■住友林業株式会社:グループの住友林業緑化株式会社が独自開発した樹木輸送コンテナ「Mirai Green Cargo(ミライグリーンカーゴ)®」で大阪・関西万博の樹木を積み込み、貨物列車を利用して輸送します。
■日本通運株式会社:空コンテナの回送業務、鉄道コンテナ集配業務、鉄道コンテナ輸送業務を実施します。
■日本貨物鉄道株式会社(JR貨物): 大阪・関西万博に近い安治川口駅からGREEN×EXPO 2027会場に向け、貨物鉄道で樹木を輸送し、レガシー継承のつなぎ役を担当いたしました。また、記念のヘッドマークを作成しました。
注目ポイント
■「ヘッドマークの作成」:大阪・関西万博とGREEN×EXPO 2027のマスコットキャラクターが
描かれた親しみやすいヘッドマークをJR貨物の社員が作成しました。
■「ラッピングの作成」: 樹木を輸送するコンテナに、今回の事業を記念した特別なラッピングを行いました。大阪・関西万博からGREEN×EXPO 2027にレガシー継承を担う「緑配便®」の象徴として住友林業グループのオリジナルキャラクター「きこりん」のイラストを掲載しています。
■「GREEN×EXPO 2027会場内での植栽」:来場者の方が目にすることができる「モーダルシフトによる脱炭素化」の取組の実証例として、GREEN×EXPO 2027の会場への植栽を行います。JR貨物から提供されたヘッドマークも併せて展示します。
コメント
住友林業株式会社 代表取締役 執行役員副社長 川田 辰己
GREEN×EXPO 2027樹木輸送プロジェクトに住友林業グループとして関わることができ、大変嬉しく思っています。当社グループはGREEN×EXPO 2027の「Craft Village」内に出展をします。1691年の創業以来、森や木、植物と歩んできた住友林業ならではの展示・体験を提供します。当社グループのバリューチェーン「ウッドサイクル」を回して森林のCO2吸収量を増やし、木造建築の普及で炭素を長期にわたり固定して脱炭素社会に貢献していきます。
日本通運株式会社 執行役員 海野 昭良
大阪・関西万博からGREEN×EXPO 2027へ樹木をつなぐ本プロジェクトに、日本通運として参画できることを大変光栄に思います。当社は、鉄道コンテナ輸送を活用したモーダルシフトにより、輸送に伴うCO₂排出量の低減と、持続可能な物流の実現に貢献します。NXグループは、End to Endの物流にサステナブル・ソリューションを組み込み、お客様や社会の課題解決につながる提案を一層強化してまいります。今後もパートナーの皆さまと共創し、環境にやさしい輸送のあり方を広げていきます。
日本貨物鉄道株式会社(JR貨物) 取締役兼常務執行役員(関西支社長) 小暮 一寿
この度は大阪・関西万博からGREEN×EXPO 2027へと「緑」を受け継ぐ役割を担わせていただき、誠にありがたく存じます。CO₂排出量の少ない鉄道輸送は、環境負荷の低減に貢献する持続可能な輸送手段です。JR貨物グループは鉄道輸送が持つ環境特性を最大限に活かし、2050年カーボンニュートラルをはじめとするグリーン社会の実現に向けて環境先進企業を目指します。今回の輸送が持続可能な社会の実現に向けた一歩となり、皆さまの心に根づくことを願っています。
大輪会 代表世話人 岩永 省一(株式会社りそな銀行 代表取締役社長)
代表理事 南 和利(株式会社りそな銀行 取締役副社長)
樹木輸送プロジェクトは、環境保護、地域貢献、そして持続可能な社会の実現を目指す重要な取り組みです。大阪・関西万博終了後も「いのちのリレー」を継続し、GREEN×EXPO 2027 へとその想いをつなぐことで、資源の再利用を通じて万博のレガシーを地域社会に根付かせ、未来志向の社会づくりに貢献していきます。
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 副事務総長 東川 直正
大阪・関西万博は、多くの来場者のおかげで、大盛況となりました。この熱気と感動を2027年国際園芸博覧会に、是非とも引き継ぎたい。そのため、大阪・関西万博を彩り、その大盛況を見てきた樹木を、バトンとして、園芸博へ引き渡しました。
公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会 事務次長・業務執行理事 佐藤 速水
GREEN×EXPO 2027樹木輸送プロジェクトの実施を心より感謝申し上げます。GREEN×EXPO 2027の樹木輸送プロジェクトは“モーダルシフトによる脱炭素化”の象徴として、博覧会の開催目的を表現する取組みの実証例です。横浜からこうした環境と共に生きる持続可能な社会のあり方を発信していきます。
■GREEN×EXPO 2027の樹木輸送プロジェクト(出発式) 実施概要
【日 時】2026年3月5日(木)14時30分~17時00分
【会 場】JR貨物 安治川口駅(大阪府大阪市此花区島屋六丁目1-127)
【内 容】
・関係各者挨拶
・ヘッドマークを装着した機関車前での写真撮影 等











