経済産業省は9日、洋上風力発電設備の国産比率を高めるため、デンマークの風車製造大手ベスタス社と協力に関する覚書を結んだ。ベスタス社が2029年度までに日本国内に生産拠点を新設し、政府が支援する。洋上風力は再生可能エネルギーの「切り札」として期待される一方、海外製品の価格高騰で普及が危ぶまれており、国内でサプライチェーン(供給網)の強化を急ぐ。
ベスタス社は発電などを担う風車の中核部品「ナセル」の組み立て拠点を整備し、39年度には大型風車を国内で生産できるようにする。拠点の規模や候補地は未定。山田賢司経産副大臣は覚書の締結式で「国内風車産業の再構築や将来的な発電コスト低減につながる」と述べた。






